2台のピアノ
当教室では、2台のグランドピアノを使用して、レッスンを行っています。
楽器による弾き心地の違いを体験できるのはもとより、講師のお手本が見やすく、時には一緒に演奏することで、テンポ感やフレーズの歌い方、また強弱の表現などを自然な形で身につけることができます。
加えて・・
もしかするとこれが一番の醍醐味かと思いますが、2台ピアノのために作られた曲を楽しむことができるのです。
ある生徒さん。
発表会が終わった次のレッスンで、新たに取り組む曲として、モーツァルト作曲『2台のピアノのためのソナタ』が挙がりました。(かつて『のだめカンタービレ』というドラマで主人公が演奏した有名な曲です)
早速初めの部分を譜読みし、少し馴染んできたところで、生徒さんが第1ピアノ、私が第2ピアノを担当して合わせてみました。
「もう一回!」
と、私よりも生徒さんの方でその声を上げてくれました。
タイミングやバランスなどを修正しながら何度もチャレンジし、その日最後の一回は、全てがピッタリと合う素晴らしい演奏になりました。
長い曲ですが、これから少しづつ取り組み、最後まで仕上げていきたいと思います。
ピアノは一人で充分楽しめる楽器ですが、こんな形のアンサンブルもとても楽しいものです。
他にも、これから2台ピアノに取り組む予定の生徒さんがいらっしゃいます。
連弾ともひと味違う2台ピアノ、多くの生徒さんに体感していただけるよう、レッスンに取り入れていきたいと考えています。
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